素晴らしい環境が整っている
仕事の面で言えば、大都市で働く看護師はキャリアアップしやすい環境が整っているというメリットがあります。地方だと研修会や講習会の機会が少ないため、勉強をしたいと思ってもなかなか知識を身につけることができません。通常の看護師免許の上位資格となる専門看護師や認定看護師の取得を目指すのであれば研修や講義を受けなければならないので、その環境がある大都市はキャリアアップを考える看護師にとってはとても魅力的です。
スキルアップできる
大都市は人口密度が高くひとつの医療機関に来院する患者さんの数が多い傾向にあります。そのため臨機応変な対応力が必要となり、多くの経験を積んでいくことができます。多忙であるというのは余裕を持って働きたい看護師からすればデメリットに感じる部分かもしれませんが、スキルアップの面からみれば大きなメリットです。高度な医療を提供している病院で働くことができれば、最新の医療技術に触れることができます。このような豊富な経験があると、将来的に転職することがあっても好条件の待遇で転職できるようになります。
良い待遇の求人が多い
都会、地方に限らず、業界全体として看護師は人材不足に悩まされています。その中で、大都市の医療機関では給与や勤務条件をより良く設定することで人材不足の解消に取り組んでいます。そのため、好待遇の求人が多く存在するというメリットがあります。地方の場合だと、都市部よりも高齢者の患者さんが多いという特徴があります。それと同じく看護師も高齢化しており、慢性的な人材不足に悩まされています。法律で定められている7対1の配置基準を満たすことができずに倒産する医療機関も少なくありません。ただでさえ看護師は多忙な仕事のうえ、満足な給与を得ることができないとなれば辞めていく看護師が多くなるのも納得できます。その点、大都市の病院であれば好待遇なうえに自身の能力を向上させられる環境があります。
プライベートが充実する
仕事面以外で言えば、やはり大都市は交通アクセスの良さが最大のメリットです。仕事終わりに買い物や外食などを車がなくとも楽しむことができます。地方だと買い物や外食をするにも車が必要だったり、お店が早く閉まってしまうということがあります。大都市は流行に対するレスポンスが早く、プライベートを充実させるための環境がそこら中に揃っています。アフター5をしっかり楽しみたいと考える看護師は、大都市で働くことを強くおすすめします。