余裕を持って働くことができる
まず、就職に困らないというのがメリットとして挙げられます。看護師は日本全体で人材不足となっているので、地方だからといって仕事が見つからないということはないでしょう。特に地方には高齢者が多いので病院以外に介護施設などが多く、求人も充実しています。また、地方であっても転職サイトを利用して求人を効率よく探すことができます。地方の医療施設はどこも人手が足りません。そのためよほどのことがない限り断られる心配はないでしょう。地方で生活をする際に一番心配なのは生活の糧となる仕事の有無ですが、その心配をしなくて良いというのは非常に大きなメリットです。
家庭と両立しやすい
大都市の病院で働くとなると、働くスタッフの人数が多いので顔と名前を把握するだけでも一苦労ですが、地方は規模の小さい病院が多いのでそういった心配は不要です。それ以外にも、自分の子どもと同僚の子どもが同じ学校に通っているといったケースも多いため、お互いの事情を理解したうえでコミュニケーションをとっていくことができます。子どもの体調不良で急な休みが必要な時も、理解してくれる人たちが多いでしょう。
また、大都市と比べると待機児童の数が少ないので、フルタイムでも心配なく働けるというメリットがあります。人員確保のために子育て支援を実施している病院は多く、託児所が併設されている病院も増えてきています。そのため、家庭を持つ看護師にとってはメリットと言えるでしょう。
負担が少ない
大都市の病院は人材の入れ替わりが激しいので、比較的若い看護師が多いという特徴があります。そのため、そこまで経験を積んでいないのに責任のある仕事を任せられてしまうといったケースもあり、それを負担に感じる人にとってはつらい環境です。その点、地方では一度就職したらそのまま同じところで働き続けているベテラン看護師が多い傾向にあるので、知識や経験が豊富な看護師の指導のもと業務に就くことができるというメリットがあります。これは、負担の少ない環境で働きたいと考える人にとってはメリットです。
自然に囲まれている
自然に囲まれた環境で生活できるというのも大都市にはないメリットです。休みの日にはキャンプなどのアウトドアを満喫することができるでしょう。豊かな自然のある地域は、食べ物もおいしいです。人ごみにまみれることもなく、ゆったりとした生活を送ることができるでしょう。癒しの多い生活を手に入れたいと考える人にとっては魅力的な環境です。